美濃最古の前方後円墳か?
■岐阜県富加町・夕田茶臼山古墳第3次
2012年3月4日 現地説明会/富加町教育委員会
富加町夕田の夕田茶臼山古墳は、これまで五世紀後半の前方後円墳とされてきました。今回の調査で、三世紀の土器が出土、また、墳丘を構築する段階で後円部上の周囲に盛り土をして墓坑を築き、その中に埋葬施設を設けるという弥生時代の墳丘墓に特徴的な築造方法を用いています。これらの結果から、築造時期が二世紀も遡る三世紀後半頃と推定され、美濃地方でも最古の前方後円墳らしいことがわかりました。
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