滋賀県能登川町・神郷亀塚古墳

最古の前方後方墳で木槨墓確認


●滋賀県能登川町 神郷亀塚古墳

●2003年2月15日 現地説明会/能登川町教育委員会

 3世紀前半、最古の前方後方墳とされる神郷亀塚古墳の主体部が調査され、木槨2基が東西に並んで確認されました。東槨は幅1.3m、長さ4.6m、高さ1.2m、西槨は幅1.15m、長さ3.5m、高さ1.1mで、板材を積み上げた側壁に蓋板がのっていた様子が土層から観察されます。また、盛り土と墓穴からは小さく砕かれた土器片が数百点出土しました。古墳の西側には祭祀跡と見られる柱穴群や土壙、また墓守の家と見られる竪穴住居も見つかりました。周濠埋没後、隣接して式内社である乎加神社が築かれており、この一帯が支配者一族の祖先をおまつりした聖域であると見られます。

墳丘西側の柱穴群と土壙

隣接する式内社・乎加神社。本殿は伊勢神宮遷宮の払い下げで古い様式である棟持柱が残る。


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