山口県下関市・仁馬山古墳
平家蟹さんからの特派員報告第2段!今度は埋葬施設を調査
■仁馬山古墳(山口県下関市延行) 現地説明会
2007年12月23日 下関市教育委員会/特派員・平家蟹氏
昨日雨で現説が延期になって今日行われました。雨がポツポツ降る中、参加者は開始時で40名、最終的には70名ほどでした。昨年はトレンチばかり見せられてあまり面白くなかったけど今年は竪穴石室や有蓋土壙墓など色々あって面白かったです。副葬品は殆どなく埴輪片もごく少数検出されただけでした。
◆後円部粘土槨
盗掘跡の調査という名目で発掘したようです。長さは3mくらいで近畿辺りのと比べると随分短い。出土品は土器の欠片3点、副葬品は全くなく徹底的に盗掘されたか初めからなかったのかと係りの人は言っていました。位置が後円部の中心部から少しずれているし古墳の主軸に対して少し斜めになっているから別の主体部があるのを期待しているみたい。右上の石は排水暗渠の石、盗掘で散乱しています。
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◆竪穴石室
仁馬山古墳近くにある上ヶ原古墳(方墳)主体部は箱式石棺だけど手前のは今回の発掘で見つかった竪穴石室。なんでも旧下関地区で初めて見使った竪穴石室とか。上ヶ原古墳より先に構築されているそうです。長さ190cm、幅5,60cm。盗掘で上部の石が外されています。近くの畑にそれらしい平石があるとか。床面にも小石が敷き詰められている。副葬品皆無。すぐ側にあるもう一つの方墳植松古墳は十字形にトレンチを入れるも主体部が見つからず埴輪片葺石周溝も確認できず古墳かどうかも怪しくなってきた。
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◆有蓋土壙墓群
1号土壙墓は長さ160cm、幅50cm。蓋石は外しています。縁取りや中の線状の物は粘土。未盗掘だけど副葬品は2番目の写真の土器のみ。発掘した人もまさかこんな物が出てくるとは思わなかったとか。 2号土壙墓は長さ110cm、幅25cm。ここも副葬品は無し。左に見えているのが上ヶ原古墳裾の葺石。ここも土壙墓の方が先に造られているとか。
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