岐阜県養老町・象鼻山古墳群

造墓の開始時期は邪馬台国より古かった


●岐阜県養老町橋爪岡山 象鼻山古墳群第3次

●2006年8月26日 現地説明会/養老町教育委員会生涯学習課

 象鼻山古墳群は、三世紀後半の前方後方墳である1号墳が最初に築かれたと、これまで考えられてきましたが、今回の3、8号墳の調査で、それが1世紀以上遡ることが明らかになりました。8号墳は径18mの円墳で、周溝から二世紀中頃(廻間I式1段階)の土器が出土しました。また、3号墳は円丘の周囲に南北70m、東西85mの方形の平坦面を築いており、国内には例を見ない構造であることが判明。本当に墳墓なのかどうか、主体部の調査が待たれます。8号墳が、3号墳を避けて築造されているため、3号墳は8号墳よりもさらに先行すると思われ、邪馬台国よりも早い段階で象鼻山の造墓活動が始まったことがわかりました。

3号墳方形壇の東端

3号墳の北側溝、断層でずれている

8号墳トレンチ内の周溝、左側に土器がある

8号墳出土のパレススタイル壷(二世紀中頃)


<ホームへ戻る>

 

inserted by FC2 system